真空管パワーアンプキットJB300BVer.3の製作その1

 真空管アンプキット「TU-879SV」の組み立てから約1年が経過して、次に挑戦したのがこの「JB300BVer.3」です。
 TU-879SVがプリント基板配線方式なのに対して、このJB300BVer.3はオール手配線です。

 「男はやっぱり手配線!」に挑戦したかったので、事前にサンバレー・キット屋さんの試聴室へ伺って、手配線方式のパワーアンプの中で私の予算にマッチするものを数種類試聴させていただき、最も気に入ったものを今回購入しました。

 現時点でネット検索しても、JB300Bの以前のバージョンに関する制作記事を書いていらっしゃる方はかなりおられますが、JB300BVer.3に関する制作記事はあまり見かけないので、ここに記録しておこうと思います。

 手配線初心者の私は、まずマニュアル類を組み立て前にスミからスミまで読みました。
組み立てマニュアルは初心者にも分かり易く書かれており、随所にノウハウ的なことも書いてあります。

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2011/05/29 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:JB300BVer3

はんだごて

工具のお話です。

オーディオのキットを組み立てる時や電子工作に必ず必要な工具にはんだごて(ハンダゴテ)があります。
私は、実家が電気屋さんでしたから、幼少の頃からハンダゴテには慣れ親しんできました。

大手電機メーカーにいたころは、工作機械制御用のCPUボードを機器に正式に組み込む前の開発版として、汎用プリント基板にバラック状態で部品を組み込むのに、自分ではとても購入できない、温度制御がしっかりできる高級品を使えました。
また、研究開発部門へ配属されたときは、1台何百万円もする測定機器を自由に使うことができました。

 実家へ戻ってきて、まず、テレビや家電品の修理に使用する自分用のハンダゴテを用意しようと思ったとき、何を購入しようかとても迷った記憶があります。
そこで、家電メーカーのサービスマンが携帯していたハンダゴテを参考に購入したのが、ガンタイプで、W数が押しボタンで瞬時に切り替えることが可能なタイプでした。

メーカーは異なりますがこんなタイプ

おそらく、出張修理に出向くサービスエンジニアにとっては、プリント基板のICから電源端子に至るまで、ハンダゴテを何本も持参できないので、ボタンを押すと瞬時に20W-120Wまで切り替えられるこのようなタイプのハンダゴテが便利だったのでしょう。

私もこのタイプのハンダゴテを20数年使ってきたため、コテ先がボロボロになってしまい、交換用のコテ先を探しましたが、既に廃番になっており、入手困難であることが判明。
この際、趣味のキット製作などに使うハンダゴテを新調しようと、色々探すことにしました。

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2011/05/13 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:工作

私とパソコンWindows95以前

  • 形式 MB-6880
  • CPU HD46800(6800互換・750kHz)
  • メモリ ROM 8KB / RAM 4KB
  • グラフィック解像度 256×192ドット 単色
  • 主な外部記憶はカセットテープレコーダーであり、速度は300ボー。
外付けでカセットMTがオプションで用意された。
日立ベーシックマスター 1978年9月発売

これは1978年9月に日立製作所から発売されたパソコンです。

実家に10年前まで存在していたと思ったのですが、廃棄してしまったのか現在は見当たりません。
発売当時は、こういう筐体に入った(マイコン)はこのMB-6800が初めてで、画期的だったことを記憶しています。

しかし、国内でメジャーになったのはNEC製のパソコンで、商売ベタの日立からは画期的な商品は出るが、メジャーにはならないという見本のような商品です。
私は、1978年9月当時、大学生だったはず。\188,000もした製品がなんで我が家にあったのだろうか?
親にねだって購入してもらったのだろうか。

実家が日立の家電店をやっていたせいもあって、小さい頃から家電製品には恵まれていた気がします。
思えば、このMB-6800が私とパソコンとの関わりの原点だったのかも知れません。
当時の記憶装置はカセットテープで、BASICで作ったプログラムをカセットテープへSAVEして、またカセットテープからLOADして遊んだ記憶があります。

今のテレビゲーム機の方が、よほど高性能で安いのですが、当時はこれが時代の最先端のエレクトロニクス製品でした。

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2011/05/13 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:パソコン

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